日の光

 

おてんと様のお使いが 

 

そろって空をたちました。

 

みちで出会ったみなみ風、

 

（何しに、どこへ。）　とききました。

 

 

 

ひとりは答えていいました。

 

（この　「明るさ」　を地にまくの、

 

みんながお仕事できるよう。）

 

 

ひとりはさもさもうれしそう。

 

（わたしはお花をさかせるの、

 

世界をたのしくするために。）

 

 

ひとりはやさしく、おとなしく、

 

（わたしはきよいたましいの、

 

のぼるそり橋かけるのよ。）

 

 

のこったひとりはさみしそう。

 

（わたしは　「かげ」　をつくるため、

 

やっぱり一しょにまいります。）

 

 

 

***金子みすゞ童謡集　「わたしと小鳥とすずと」JULA出版局　より*** 

 

 

 

マンサクの花 

 

コメント 3

金子みすゞさんの詩は
心にしみますね…。

by Kiki (2015-01-29 21:12) 

こんばんは～～～(^^♪
マンサクの写真にしましたね・・・ひとつの蕾から４本のくるくる巻いているリボンが解けるように開いてくるんですよね・・・
可愛いです。
最初の写真の雰囲気好きだなー
金子みすゞの詩もいいよね～～

by escape (2015-01-29 22:29) 

お早うございます
ご訪問&ｎｉｃｅ!していただいた皆様ありがとうございます(^_^)

投稿して、後で確認したら、文字の色が薄くて読みずらいな~と
色を濃い目に変えたら、空色の写真の方がいいかも~と
前日のマンサクの花の写真に変えてみました
一度投稿したコメントなども、後になって失礼なことを~と
取り消したりしたこともあり・・・ごめんなさいです。


Kikiさんへ
コメントありがとうございます。
今頃はハワイでしょうか
よい週末をお過ごしください(^^)


escapeさんへ
コメントありがとうございます。
花弁をリボンに例えるとは(^^)いいですね～
最初の写真のビオラ大人っぽい色ですよね
そのうち改めてお目見えいたしまする

金子みすゞさんの童謡は、優しさに包まれるような気持ちになり
ときどき開いてみたくなります。




by mitu (2015-01-30 08:00)