ほのぼの太宰治 [本]
新潮文庫
お伽草紙
おとぎぞうし
太宰治
日本や中国の古典やフォークロア(民話や伝承)を下敷きにして
その上に作者の空想や批評を自由奔放に羽ばたかせている
解説(奥野健男)より
昨日、電車移動中に読んだ本
{清貧譚」・・・中国の怪奇小説をもとに、作者の豊富な空想で展開される短編
日本の江戸時代、菊を愛する貧しい青年が人間の姉弟に姿を変えた菊と蝶の精に出会い・・・
この清貧譚というお話がきっかけで読み始めました
太宰治というと暗いお話が多いのかな と思いきや
とても面白くて笑ってしまいますよ^^
暗さと明るさは紙一重なのでしょうね
お伽草子について解説者は
太宰治の全作品の中で芸術的に最高の傑作と考える。
中略
子供相手の誰でも知っている昔話を題材にし、しかもユーモラスな口調でふざけながらも
人間の宿命の深淵を見つめた恐ろしい作品であるのだ。・・・ などと解説しています。
お伽草子 / 瘤取り、浦島さん、カチカチ山、舌切雀
他、清貧譚を含む16話の短編集です
電車移動読書にピッタリ、それにしてもスマホ見てる人多いですね^^
2016-07-27 10:31
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コメント(8)
太宰治の明るい作品、ものめずらしさに是非読んでみたいです^m^
何でも正反対のものは紙一重なのかもしれませんね。
by Rinko (2016-07-27 12:49)
Rinkoさん、コメントありがとうございます♪
「舌切雀」は是非おススメですよ
舌を切られた雀(お照)と仲間のスズメたちがとても可愛いくて、家のスズメたちと重なって・・・
あと、「浦島さん」の亀との会話がすごく面白く、深いです
竜宮や乙姫様の描写は幻想的で美しくアンデルセンにも負けないのでは^^
by mitu (2016-07-27 15:18)
mituさーん、地震大丈夫でしたか?
茨城、震度5だと速報で見て心配で・・・。
by Rinko (2016-07-27 23:56)
おはようございます
ご訪問とnice!をどうもありがとうございます。
食わず嫌いだった太宰治
「100分で名著」というテレビ番組を視てから興味を持ち、「斜陽」を読んでみたら・・・嫌いじゃないかも
また、「人間失格」等を読んだ後に「お伽草子」を読むと主人公のおじいさんが頬杖ついた太宰治と重なって、じつに愉快・・・私だけかな^^
本を読むのが遅くてあまり読んでいませんが
これからも、少しずついろいろな本を読んでいきたいと思っています。
Rinkoさん、心配してくれてありがとうございます。
震度5だったんですね~ちょっと大きいぞ とは思いましたが、そのまま寝てしまいました^m^
最近茨城震源の地震が多くて、なんだか不気味ですよ
by mitu (2016-07-28 07:12)
そのまま寝られたなら、良かった~!
そうそう、最近頻発してますよね。どうぞお気をつけくださいねー!
中高生の頃にちょっとはまって太宰治読んでました。背伸びしたいお年頃だったんでしょうね~。笑
今読み返すとあの頃に受けた印象とだいぶ違うんだろうなーとmituさんのコメントを読みながら考え、私もまた太宰治の作品読んでみようかな~と言う気になってます^m^
by Rinko (2016-07-28 08:29)
こんにちは〜やっと梅雨も明けました!
明けまして・・・・・・・・・す!
太宰の本を好きになれそうで良かった・・・
時間が有りましたら是非読んでください(治
スマ歩?やめましょう・・・危ないからね!
by Hide (2016-07-28 14:45)
太宰治だ~♪
この方、暗いイメージですが
実はお茶目で道化た一面もありますよね
芝居がかってるというか(笑)
by shino* (2016-07-29 00:39)
Rinkoさん、コメントありがとうございます♪
「走れメロス」を教科書で読んで以来の太宰治でした
青年時代には文学作品に触れることも無い毎日を過ごしており^^
これからは偏見なく、いろいろな本を読んで行こうと・・・老眼は大丈夫かな~
地震の時、私の事を思い出してくれたことが嬉しかったです(#^.^#)
Hideさん、コメントありがとうございます♪
梅雨明けまして・・・・・・・・・す!
ホントに本読む時間もないのでしょうね~
スイカ食べて、お仕事スイスイこなしてくださいね\(^o^)/
shino*さん、コメントありがとうございます♪
なんだかね~実はお茶目で道化の人って、いますよね
逆の人もいますね~
by mitu (2016-07-29 11:19)